阿武町の空1

山口県の都市から少し離れればかなり暗い空が頭上に見られ、我が天の川銀河も見られます。
撮影するとその壮大、雄大な立派な姿が分かります。私たちはこの渦巻きの3000億分の一の一翼を担う太陽の付属物として、地上に現れた多くの生き物の仲間なのです。我が先祖のつながりの宇宙と、その生き物たちの思いをかけて見ましょう。数十億年もの年月の後の現在に至る生き物の道は遠いものです。その貴重さはどの生き物とて変わりはありません。何かそういうことを考えて、地上をみたいものです。

北東の空から登ってくる天の川銀河です。暗黒と雲のような星の集まりが天の川の渦巻きです。私たちもこの中にいます。赤い部分は星が誕生している本当の星雲の部分です。この天の川の世界の向こう側に、200万光年前後という最も近くの銀河、アンドロメダ大星雲や、三角座星雲がかすかに見えてきます。これらにもそれぞれ数千億の太陽があり、その何パーセントかに命があり、私たちの世界を見ていることでしょう。広い世界を知ることは遺跡を見る限りは過去のヒトにとって必要なことでした。現在は?星空は人に何を教えているでしょうか。

この時間、この時期、南西の方向は天の川の中心部です。

20キロメートル離れた萩市からの町の光で、地平線の空は見えませんでした。更に西から北側も、日本海沿岸に沿った阿武町の町の灯があります。

真南の方向

真南は近くに町は見えません。
南の低い高度の星座が分かります。

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