畑と、農業と生活と放射能の共存
場所は異なるが、399号線をいわきから北に進むと、阿武隈山地に入っていく、八坂神社を過ぎて、標高557mの付近の林縁で、ウドの花が終わっていた。ウドは一年性の植物で、この植物は今年になって出てきたもので昨年の放射性物質降下の付着ではなく、吸収された放射性物質を検出することになります。1μSv/Hの地上(10cm)線量です。採集されたウドの標本のオートラジオグラフを見よう。
ウドの花です。茎や子房に沿って、放射性物質があるのが分かります。ウドの葉の葉脈に沿っても検出されます。セシウム塩は溶解度が高く、植物に吸収されるのは当然で、このような形で、植物に局所的不均等被曝しているのが分かります。
外部被ばく線量から、内部被曝線量を計算する方式は根拠がありません。植物は地中に広く根を張るので、表土だけから放射性物質が吸収されるのではありません。植物以外にも他の生物相にも放射性物質で汚染されていることが予測されます。化学的には非放射性の同位体と同じように行動し、分布し、なお、放射性崩壊をして物理的、放射化学的影響を与えることは既に知られたことで、これらを無視して、安全だと言うのはどこから結論されたのでしょう。
↑ 399号線道路わきのウド
↓ 作成した標本をフィルムに密着して露出して得たオートラジオグラム
Flowers and seeds, udo salad plant, araliaceae was dried and exposed on
black white film for a month at -30℃. Sample was collecte Augus in 2012.
Radioacitivty was incorporated in the plant during its growth.
放射性物質が、拡散して、1.5年目の土壌の放射能(2012年8月)。 福島市の西より、長寿橋運動公園から、少し進んだ、ソバの畑の傍で地上10cmで1.13μSv/Hの土のオートラジオグラムは・
↑ソバ畑の傍の土壌標本2.1gをフィルムに密着して露出したもの
2.1g pf soil in buckwheat field was exposed on black and white film.
Sample was collected nother part of Fukushima-city, Iizuka.Augst 2012.