サーチライトの芸術

2003年11月山口芸術情報センターのサーチライトの中で見る 山口市の夜空

 山口市情報芸術センターの朝まで20個のサーチライトは2003年11月25日の朝6時で終了しました。今後このようなイベントが各地で行われると、センターの発信です。

 

 

この光で通信しているわけではなく、通信を点滅とサーチライトの回転で流しているだけです。通信は電話経由のインターネットで、施設内にサーバーがあるようです。

これが蛍の光や、山口の夏祭りの”ちょうちん”のイメージの芸術との事です。

 

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  90年代から、電子テクノロジーを使って公共空間での人間同士の新しい関係を追求し、実験的なプロジェクトを実施してきたラファエル・ロサノ・ヘメル。今回は、同センターの前にある中央公園の周囲にタワーを立て、その上に強力なサーチライトを設置する。同センターのホームページにあるフォームからメッセージが送受信されると、それがサーチライトの光の強弱に変換され、光が夜空で交差する。どこかで誰かがメッセージを受送信しているのが視覚化されることで、場所にとらわれないコミュニケーション空間の構築を目指すという。

山口のサイトでは次のように公表されています。

センター前の中央公園に設置された20個のサーチライトが、観客の携帯電話、インターネット、センター内の端末から送信されたメッセージを、点滅する光の信号として空中に発信します。一つのライトから光が発信されると、別のライトからも光が放たれ、上空で光の交信が実現します。さらに次々に別のライトへと光がリレーされ、上空に光の編み目、光の屋根が創り出されます。多数の光が循環していく様子は、蛍が光で交信するように美しい光景になります。ラファエル氏が山口を訪れ、印象に残った一の坂川の蛍やちょうちん祭りなどが今回の作品に組み込まれています。ラファエル氏は「日本語でも英語でも送信できますので、世界中の誰もが自由に参加できます。みなさんが参加することによってこのプロジェクトが実現します。

 

簡単な技術で身近な私たちの宇宙からのメッセージを読むのも情報の仕事ですが、これも光のメッセージですが、なにをお読みになったのでしょう。サーチライトのメッセージをどのようにお読みになるのでしょう。

 

                                                                           

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