スズメより、電柵です。


収穫していますがスズメは来ません。


スズメの来ない稲田


どこか探せばいます。少ないのです。


貴重になった。耳を済ませて、カーラジオなど切て、窓を開けて、声を聞いてね。


スズメです。


探してね。


時にスズメは集まります。このような光景は数えられる程わずかです。島根県にて

スズメ激減

街中で、スズメが群がっているのを見ることは、ほとんどなくなりました。田んぼでも、案山子を見なくなり、スズメ脅しの音も聞かれません。銀色のテープも、脅しの目玉印の風船も見なくなりました。代わりに、山間部のいのしし、狸の柵が、郊外の田畑でも使われるようになりました。数は少なくなりましたが、注意すれば、見つけられます。

 山口だけでなく、広島県でも、岡山県でも、田んぼは似たような状況ですが、岡山備前平野にはまだ、案山子が使われています。



比較的若い松の木山口市

秋穂の案山子!

毎年今頃になると、松枯れが目立ってきます。松枯れ防止のためにここ数十年、殺虫剤スミチオンが、まき続けられていますが、松枯れは一向に改善されません。有効性は証明されなかったことになります。殺虫剤を空中散布すると、どうなるかという、大規模、全国規模の実験でした。薬好きの日本人のことですから、これからも止めないでしょう。

 松枯れの原因が、ゴマダラカミキリと、センチュウというのです。ゴマダラカミキリを駆除しようと殺虫剤がまき続けられてきましたが、結果の有効性は一向に明らかではありません。ゴマダラカミキリも、多くの昆虫も、鳥も、ミミズも、モグラも、野鼠も死んだかもしれません。それを食べた鳥や、小動物も死んだかもしれません。

 スミチオンは有機リンで、サリンと同じように、動物の体の中の神経系で使われているコリンエステラーゼの働きを止めます。強力な毒であることはご承知の事実です。残留性はなくとも、ある期間は、空中、地中、水系の昆虫や小動物に有毒です。植物にはコリンエステラーゼ阻害剤としてはまったく効果がなく平気です。

松枯れの林

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山口市の松林


阿東町にて

山口県内で、案山子を見つけました。

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