山口から9号線を車で走り、徳佐にて。空は山口よりはかなりきれいです。まずは全方位を撮影し、様子を見ましょう。
 8月は私たちの天の川銀河が空を横切って、私たちがこの銀河の渦巻きの中にいることを実感できます。天の川の白い輝きと、あちこちに星の集まり、星雲、暗黒帯などが分かり、町では見られなくなった豪華な空です。私たちが星の中にあることが分かるでしょうか。星と運命をともにしていることが分かるでしょうか。

徳佐の山の上の空も意外に明るいことが分かりました。地平線の白い光は全て人工の灯でした。

8月の徳佐の空


白い輝きは雲ではなく我が天の川銀河です。いて座はこの銀河の中心方向です。上にたどって行くと↓

左の天の川の輝きを拡大撮影したものです。7月に紹介した散光星雲が明るく見られます。

いて座から銀河をたどってわし、はくちょう座とたどって行き、私たちの周りを巡る天の川を見ました。更に北にたどって行くと↓


北のカシオペアまで天の川が走っています。画面右に隣の銀河のアンドロメダ銀河が細長い紡錘状に見られます。

西は画面中央にカンムリ座沈み行くウシカイ座ヘルクレス座が見えています。町の灯が見えています。

東も町の灯が見られます。津和野でしょうか。アンドロメダ、ペガススが上ってきています。

空が暗いので白鳥座の十字の真ん中の星(γ)の側の散光星雲(IC1318)が見えます。その他天の川の星です。

いて座より北上して、盾座の天の川明るい星の集団が見られます。流星も偶然見えています。

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