10-12月の空 

山口市街から見た星空


西の空、湯田方面

北の空、マンションなど


南の空、大内や吉田、黒川方面

↓下図は星空写真です?よく見ると、かすかに星が見えるのが分かりますか。夜半過ぎで、放送局のライトアップは消えていますが、個々の多数の灯りのため、相当に条件の悪い空です。


10月29日撮影
C/2006 M4 (SWAN) 太陽観測探査機SOHOの画像から発見された。

明るくなった彗星→


Pleiades プレアデス星団 おうし座 

SAC Berk 85  白鳥座の天の川の中、 散開星団 Saguaro Astronomy Club Database

NGC 457 等級: 6.4 カシオペア座の明るい散開星団, ET星団。100個の星からなる。

NGC 6791 こと座の暗い散開星団(9.5等級)100億年レベルの古い星の集まり!

散開星団

散開星団


Pleiades プレアデス星団 おうし座 前史時代から記録されている。日本語ではスバルということが、英語圏でも知られている。某車の名前としても付いていることも知れている。ちょっとしたありふれた条件の夜空なら、裸眼で6個は見えるはず。普通程度によければ9個、本当に暗ければ12個以上の星が裸眼で見える。最も条件の良い望遠鏡を使えば500個の星が2度(°)にわたって見られる。双眼鏡で見ると、星の周りにはガスがある。図の上が最もガスの見える星がメローペで1800年代にテンペルによって見つけられている。ガスの動きと、星の動きは異なっており、周りの星の光りを反射する反射星雲で、星が形成されたガスではなく、偶然遭遇した分子雲と考えられるようになった。星の年齢は1億年、あと2億年もすると、それぞれの固有の運動で星の集団は広がってしまう。地上の観測で視差が測定され距離は440光年である。戻る



NGC 457 等級: 6.4 カシオペア座の明るい散開星団 100個の星からなり、9000光年の距離、ET星団というのだが、どう似ているのか。2個の明るい星を、目と見ている。明るい星はカシオペアφである。この天の川銀河系の渦巻きの中でわたしたちはオリオン座腕の中に乗っかって、オリオン座の方向を見ると、丁度隙間のような場所にオリオン座の渦巻きの腕を見ている。その向こうのペルセウス渦巻き腕の中まで見通して、星のぼんやりとした集まり、散開星団を見ている。この星団は9000光年の距離にある。戻る


NGC 6791 こと座の暗い散開星団(9.5等級)100億年レベルの古い星の集まり!かなり密に詰まって印象的な姿をしている。鉄のような重い元素を含んでいるので古いということとは矛盾している。戻る

SAC Berk 85  白鳥座の天の川の中、 散開星団 Saguaro Astronomy Club Database 公称名 Berk 85

M13 ヘルクレスの球状星団  等級: 5.8 最も明るい星の集まり。肉眼でも見えるというが、山口市街からは裸眼では見えません。25000光年の距離ですから、もともと相当大きい。150光年の大きさで、10万個の星の集まり。天の川銀河の中では、古いほうかどうか、数十億年の年齢のはず。しかし、なぜか青い若い星も含まれているということは?この写真では処理が悪くみんな赤くなっています。戻る



惑星状星雲

NGC7293 らせん星雲、みずがめ座の白い空で、見えないのですが、撮影は出来ます。  惑星状星雲の中では最も近いもので、視差で距離が測定できるが、ばらつきが大きく450光年の距離ということになっています。見掛けの大きさももっとも大きな惑星状星雲で、満月の半分もあります。全体としての光度はありますが、この見かけの広がりのために、淡くて見えません。写真ではラセンのように見えたそうです。戻る





Herschel H 192  白鳥座 デネブの北へ10度 形から胎児星雲といわれる。 fetus nebula 等級: 10.7 惑星状星雲 NGC 7008 機械の重心バランスが崩れて、動いてしまいまった。関連した中心星は14等級。戻る




M27 こぎつね座の亜鈴星雲、ダンベル星雲といわれる惑星状星雲。ある測定では100年に角度の6秒の広がりを続けているのでこの星雲は3000〜4000年前から膨張している。中心星は13等級の明るい青色の矮星で伴星を持っているらしい。この写真では処理のため飽和して色は不明。距離は1200光年。戻る


M57 こと座 リング星雲 有名な惑星状星雲 等級: 8.8 10-12万K度の高温の中心星、白色矮星の周りの光りを発して見えるガス体。中心側はUV放射で内側は緑のイオン化酸素と窒素の禁制線、外側は水素の赤の励起で光っている。中心星はしばらく、数百万年は輝いて、冷えていき、終には黒色矮星となる。現在のガスの広がりは6000から8000年と推定される。惑星状といったのは見かけの大きさからの比較で、天王星を見つけたハーシェルによって呼称された。戻る



NGC650 カシオペア座の惑星状星雲で呼称、 コルク星雲、 小亜鈴、 バーベル星雲、 M76 。 アンドロメダ、ペルセウス、カシオペアの境界の位置 10等級の明るさで、相当暗い対象。中心は棒状、リング状の成分も微かに見える、1秒間に42Kmの速さで広がっている。中心星は赤色巨星16等級で周囲に物質を放射している状態。
色は、処理で白くなっているが、二重イオン化酸素のためもっと緑色。1500-1700光年の距離。戻る

NGC6905 いるか座の惑星状星雲  Blue Flash Nebula  赤色巨星がガス放射、中心星は14等の白色矮星。太陽もこのような運命をたどると考えられている。4200光年の距離。戻る



 カシオペア座の方向の泡星雲 NGC 7635  Bubble Nebula  in Sh2-162, 10光年の大きなバブルはどうして出来たのでしょう。泡の中の明るい星は太陽の数十倍の質量で、周りの分子雲に放射している。7100光年の距離。戻る


 M42 オリオン大星雲  1度を越す大きな大きな散光星雲。普通の空でも肉眼で見える。中の星は紀元前のプトレマイオスによって記録され、1600年のバイエル星表(ウラノメトリア)にも記録されている。星雲は同じ頃、フランスの法律家ニコラス・クロード・ファブリーなどによって記録されている。1789年にウイリアム・ハーシェルは形のない、炎のような霞で未来の太陽の混沌としたものといっている。1500光年の距離、30光年の広がり。オリオン座を取り巻いて10度、数百光年の散光星雲の広がりが見られ、その一部と見られている。中心部のTrapezium Clusterは新しい星である。これらの星は二重星や、食連星で変光するもの等を含んでいる。この星の周りのガスは前惑星円盤を作っている。戻る


中央がIC 4955 右がIC 4954  散光星雲   こぎつね座白鳥座の境界にある。400万年前から新たに生まれた星の周りの散光星雲。6000から8000光年の距離。戻る 


 馬の頭状の暗黒星雲、カーテンのような星雲、炎のような星雲は オリオン座 Horse head  IC 434 星雲  Horsehead neb (B33) と  Herschel H28-5(flame nebula)です。1500光年の距離で、分子状の水素が星からの放射で狭帯域の赤色または赤外の蛍光を発している。星の形成されている領域。戻る



M31 アンドロメダ座 等級: 3.40  うず銀河 3.4等級という見かけは相当明るくて、肉眼でぼんやり見える。3-4度の広がりがある。近くにあるのがNGC 221(M32)、離れてやや明るいほうがNGC 205(M110)の楕円銀河 アンドロメダ銀河は、私たちの太陽系の属している天の川銀河近い大きな銀河です。天の川銀河と、アンドロメダ銀河の2つが、最も大きなローカルな銀河である。何千億もの星の光りが、230万光年の時と空間を隔てて、ここに届いている。天の川銀河とは100Km/秒の相対速度で接近している。次の写真に示すNGC 185,NGC 147 もアンドロメダ銀河の伴銀河である。他にAnd I から VIII、そのほかにも伴銀河がある。アンドロメダ銀河の中の大きな球状星団G1も、望遠鏡が少し大きければ観測できるほど、大きなものである(2.5度離れている。次回の画像。楕円銀河か、球状星団か分からなくなってきそうだ。)。ハッブル宇宙望遠鏡では中心部分は2つの核からなっていて、2つの銀河が衝突したのか、相互作用をしている事になる。戻る

NGC147 カシオペア座 アンドロメダ座との境界、楕円銀河 小さな銀河(矮小銀河) 戻る 

NGC185
ペルセウス座(アンドロメダ座のすぐ近く) 矮小楕円銀河で距離は近いので大きく見える。アンドロメダ銀河に付随した重力圏にある。200万光年の距離、若い星団を含んでいる。 10.3等級 アンドロメダ銀河には14の矮小銀河が付随している。これらは薄い膜状の分布をしていることが分かってきた。銀河を生成した見えない暗黒物質の、近隣銀河団のM81グループの方向への分布を反映していると考えられる。




M33 さんかく座の回転花火銀河(LG) Pinwheel Galaxy かざぐるま(風車) M33 サイズ: 68.7 x 41.6  うず銀河 (NGC 598)ローカル銀河群のもう1つの、目立った銀河。天の川銀河や、アンドロメダ銀河よりは少し小さいが、銀河といえば、巨大なものであるが、銀河の大きさの比較としては平均的レベルである。11度離れた所にLGS3銀河(PGC3792)があり、これが伴銀河という。アンドロメダ銀河との重力圏にあるのだろうか。写真の中心よりやや左上の明るい点はNGC 604の符号の付いたHIIといわれる水素の輝線を出す1500光年の広がりの巨大な星雲である。ここから新しい星が生まれてくるところはハッブル望遠鏡で撮影された。距離は約300万光年、アンドロメダ銀河と三角座銀河の距離は75万光年。天の川が見られるほどの暗い空で、かろうじて肉眼で識別できる、普通の人が肉眼で見ることの出来る最遠の対象である。戻る 

NGC 253 彫刻室座 南の明るい空で、肉眼では見えません。彫刻室座にはぎっしりと銀河が詰まっていますが、最も明るいものです。この銀河群は私たちのローカルの銀河群に近いものである。ウイリアムハーシェルの妹のカロリンが1783年に見つけた。戻る 


 NGC 6027 ヘビ座(ヘルクレス座との境界)13等級 うず銀河 非常に淡く写っている。近くに暗い星がある。 セイファートの六つ子とも言われる数のうず銀河がある。距離は1億9千万光年で、それぞれ、3万5千光年の大きさがあるが、天の川銀河と同じくらいの大きさの中、10万光年の広がりに詰め込まれている。1秒間に4500−5000Kmという速度で遠ざかる赤方偏移がある。この銀河の中では重力的影響があり、形に変化があると言うが、この写真では到底分かる範囲外である。何十億年の後には、最終的にこのうち4つの銀河が1つの銀河になるかもしれない。銀河の相互作用の部分に出来る青い新しい星はハッブル望遠鏡でも観察されていない。(ステファンの5仔など)戻る 


NGC 7331 ペガサス座のうず銀河 Deer Lick Group 9.5等級 メシエカタログには入っていないが明るい銀河、付随する銀河と遠方の銀河とを見ることが出来るという、この写真では3つしか見えない。この銀河はLord Rosseによって1850年に記録されている。距離は4300万光年。戻る



M13 ヘルクレスの球状星団  等級: 5.8 最も明るい星の集まり。




NGC7293 らせん星雲、みずがめ座。見掛けの大きさももっとも大きな惑星状星雲


  白鳥座 デネブの北へ10度 形から胎児星雲といわれる。


M27 こぎつね座の亜鈴星雲、ダンベル星雲




NGC6905 いるか座の惑星状星雲  Blue Flash Nebula



M57 こと座 リング星雲 有名な惑星状星雲 等級: 8.8


NGC650 カシオペア座の惑星状星雲で呼称、 コルク星雲、 小亜鈴、 バーベル星雲、 M76

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惑星状星雲



カシオペア座の方向の泡星雲 NGC 7635


 M42 オリオン大星雲  1度を越す大きな大きな散光星雲

 オリオン座、馬の頭状の暗黒星雲、カーテンのような星雲、炎のような星雲

散光星雲


中央がIC 4955 右がIC 4954  散光星雲   こぎつね座白鳥座の境界、遠い距離。

M31 アンドロメダ座  うず銀河 3.4等級という見かけは相当明るくて、肉眼でぼんやり見える。

 NGC147 カシオペア座 アンドロメダ座との境界、楕円銀河

NGC185
ペルセウス座(アンドロメダ座のすぐ近く) 矮小楕円銀河

M33 さんかく座の回転花火銀河

 NGC 253 彫刻室座 南の明るい空で、肉眼では見えません。

NGC 7331 ペガサス座のうず銀河,メシエカタログには入っていないが明るい銀河

NGC 6027 ヘビ座(ヘルクレス座との境界)13等級 うず銀河

天の川銀河の向こうの世界

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